清澄剤・ろ過助剤・澱下げ剤・酒質改良剤

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1.ポリビニルポリピロリドン(PVPP) [商品名] Divergan® ダイバガン

ポリビニルポリピロリドン(PVPP) 商品名 ダイバガン

ポリビニルポリピロリドン(PVPP)はアルコール飲料、非アルコール飲料および食酢など調味料の品質を改善するためのろ過助剤(国税庁長官指定告示物品)で白色無臭の粉末です。

特長

構造式

醸造物・果汁の混濁の原因であるポリフェノールを選択的に吸着し、吸着後は簡単なろ過により取り除くことが出来ます。ポリフェノールを選択的に吸着するため、活性炭等の吸着剤に比べ香りや味の成分の減少が防げます。

歴史 1939年にドイツBASF社の化学者WalterReppeがポリビニルポリピロリドンの合成法を開発しました。1954年にはビールの安定化に有効であることが発見され、以後世界中で使用されています。日本では1995年食品添加物「ろ過助剤」として認可され、「最終的に除去されること」を条件に飲料だけでなく酒類全般に使用することができます。
名称 ダイバガンはBASF社製ポリビニルポリピロリドンの登録商標です
技術資料 詳細な技術資料各種ご用意できます。お気軽にお問い合わせください。

主な用途

  • ビールの混濁防止ワイン・果汁の変色防止・苦味軽減
  • 茶系飲料の二次澱防止・渋味軽減
  • 醸造酢の二次澱防止・褐変防止
  • 樫樽貯蔵焼酎の脱色
  • 澱下げ・清澄剤への配合

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2.PVPP顆粒 (実用新案出願中)

PVPP顆粒

PVPP顆粒は、粉末で飛散しやすいポリビニルポリピロリドン(PVPP)を当社独自の技術により、一切のバインダーを使わずに顆粒化したものです。顆粒化することにより、分散性・取り扱いの向上や粉末飛散を抑え作業環境が改善されます。現在アルコール飲料の他にも非アルコール飲料や食品素材、食品添加物の製造、その他食品以外の様々な分野のお客様にご利用頂いております。

3.粉末セルロース(ろ過助剤) [商品名] ARBOCEL®/VITACEL®

PVPP顆粒
  • 純粋な植物由来セルロースです。
  • 珪藻土に比べ使用量は30〜50%削減可能。
  • 繊維はやわらかく珪藻土のような吸い込んだ際の健康被害の心配がありません。
  • 海外では果汁や澱プレス時に使用される場合もあり歩溜り向上と、タンパク溶出を低減可能。
  • 夾雑物の多い液体のろ過時のプレスエイドとしても有効です。

4.ベントナイト [商品名] BIGHORN® WG30

ベントナイト BIGHORN® WG30

ワインや食酢、発酵エキス類などの澱下げに有効な鉱物性物質です。他の澱下げ調合剤と比較すると価格が非常に安いため、世界的に使用実績があります。

特長

従来のベントナイトと異なり粒状であるため、飛散が起きにくく使用時ダマになりにくいのが特長です。ベントナイト最良の産地といわれる米国ワイオミング州より独自に輸入し、高品質低価格を実現しました。大手メーカー様へのご採用が増えてきております。

主な用途

  • ワイン、食酢、梅酒、みりんなどの清澄に。

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5.澱下げ剤 オリカット®

澱下げ・清澄は、飲料・アルコール・醸造製品において、無くてはならない工程です。 しかし、実際には液体中のいろいろな成分の影響でなかなかうまくいかないことが多いようです。そんな時は是非、シンワフーズケミカルにご相談下さい。 当社では、清酒・ワイン・その他アルコール・みりん・お酢・調味料等、様々な液種に合わせた商品をご提供いたします。当社では既存製品サンプルご提供だけでなく、澱下げ・清澄を熟知したスタッフが、問題解決のお手伝いをし、お客様の液種に合わせたオリジナルの澱下げ剤製剤を開発いたします。

当社の代表的な製品は、天然の海藻から抽出されたアルギン酸ナトリウムとワインの清澄に用いられるベントナイト、ヨーロッパでは一番古い食料源であるえんどうより抽出した食品素材のえんどうタンパクを主成分に、PVPP(ポリビニルポリピロリドン)や珪藻土等のろ過助剤を配合した当社独自の澱下げ剤です。特に澱が下がりにくいと言われている「みりん」等でも非常に良好な結果が得られております。これらを組み合わせることにより、お客様に最適な商品をご提案いたします。

6.コロイダルシリカ(澱下げ剤)

コロイダルシリカは1971年にドイツでワインの清澄目的に認可されて以降、長年世界各国の液体食品 の清澄剤として使用されています。日本においてもワインはもとより清酒や醤油の清澄にも広く使用 されるようになりました。シンワフーズケミカルでは海外で最長の実績を持つコロイダルシリカを独 自ルートにて輸入しご提供いたします。(原産国:ドイツ)

7.柿渋

清酒の清澄には、古くから柿渋が活用されていました。「大昔から使用されている資材なので改良の 余地はない」と判断するのは早計です。シンワフーズケミカルが扱う柿渋(精製柿タンニン)は最新 の膜分離技術により高分子タンニンのみを精製したものであり、臭気が少ない、澱下げのスピードが 早い、等の特長を持っております。(特許出願中)

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